~直流・交流ってなに? ~ 編
電気屋さんっぽい、うんちくを
書いてみます(笑)
電気の流れ方には、
「直流」と「交流」の、
2種類があります。
直流とは、電気が導線の中を流れるとき、その向きや大きさ(「電流」)、勢い(「電圧」)が変化しない電気の流れ方をいいます。
たとえば、電池に豆電球をつないで光らせたときに流れている電気は、直流です。
電気は常に一方通行で変化しません。
一般的乾電池は、直流1,5V。
乗用車は、直流12V。
トラックなどは、直流24Vですね。
一方、交流とは、電気の流れる向き、電流、電圧が周期的に変化している流れ方です。
具体的には、同じリズムで電気が向きを交互に変えながら流れる電気の流れ方です。
1秒間に50回の周期の交流は、
周波数50Hz(関東以北)。
60回の周期の交流は、
周波数60Hz(中部以南)です。
家庭で利用する電気は、すべて交流です。
コンセントから流れる電気や、電灯をつけている電気は、常に行ったり来たりをくり返しているのです。
普通のコンセントは、交流100V。
大きいエアコンなどは、交流200Vですね。
また、今日の家電製品は電子回路で制御されておりますが、
電子回路には電気の流れが変わらない「直流」の方が使いやすいため、「直流」で動いています。
ほとんどの家電製品はコンセントから交流100Vの電気を取って、ACアダプターで変換するか、内部で「直流」に変換して使っています。
コンセントにさして使う電気製品は、プラグをどちらの向きにさしても使えますよね。
これは、交流用の電気製品だからです。
一方、懐中電灯など電池を使う電気製品は、必ず電池の向きに気をつけなければなりませんよね。
これは、直流用の電気製品だからです。
学校の理科などで習った事ですが、
復習という事で…(笑)
≪電気の うんちく≫
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